LGBTQI+の権利を国際的に支援する国・アイルランド
LGBTQI+の権利促進は、アイルランドの国内政策および外交政策の優先事項です。性的指向や性自認に基づく暴力や差別を非難し、国際的な場でLGBTQI+の人々の権利を促進するイニシアティブを支持し続けています。
過去30年にわたり、アイルランドはLGBTQI+の人々の権利と保護を徐々に導入してきました。2015年5月、アイルランドは国民投票によって結婚の平等を認めた世界初の国となりました。結婚の自由を支持する国民投票は、平等を歓迎し促進するというアイルランドのコミットメントを世界に強く示しました。国内でのこの歩みは、外交政策におけるLGBTQI+の権利の優先と密接に関係しています。
東京のクィア・プライド
アイルランドの外交ネットワークは、世界各地で開催されるプライドパレードや同様のイベントに参加したり、LGBTQI+の市民団体に支援を提供したりすることで、LGBTQI+の権利を積極的に支援しています。駐日アイルランド大使館は、東京レインボープライド、プライドクルーズ大阪、さっぽろレインボープライド、九州レインボープライドといった日本国内各地で開催されているプライド・フェスティバルをサポートしています。
2024年3月には、ロデリック・オゴーマン子ども・平等・障がい・統合・青少年大臣が、日本初の常設の総合LGBTQセンター「プライドハウス東京レガシー」を訪問しました。
駐日大使館や政府機関との協働について、プライドハウス東京・代表理事の五十嵐ゆり氏は次のように述べています。
「駐日大使館との協働は、国際的な視野や価値観を共有し、日本のLGBTQ+支援を前進させる上で大きな力です。先進的な国々から学び、共に歩むことで、多様性が尊重される社会の実現に近づけると信じています。」
プライドの実践
アイルランドは、国連人権理事会でLGBTQI+の問題に取り組む努力を強く支持しています。2011年に行われた性的指向と性自認(SOGI)に関する画期的な決議はその一例です。2021年には、アイルランドは国連LGBTIコアグループに参加しました。すべての人の人権と基本的自由の普遍的な尊重を確保するために活動しています。
2019年11月、アイルランド政府は、史上初の『LGBTI+インクルージョン国家戦略2019-2021』を発表しました。この戦略は、LGBTQI+の人々のインクルージョン促進、権利の保護、生活の質とウェルビーイングの向上を目指す100以上の行動計画を盛り込んでいます。
2025年、アイルランドは、結婚の平等を認めた国民投票と性別認定法の成立から10周年を迎えました。
LGBTQI+の権利を尊重することなしに、人権の普遍的な性質を満たすことはできません。性的指向、性自認、その他の特性にかかわらず、すべての人に平等と尊厳があり、人権を完全に享受する権利があります。駐日アイルランド大使館は、この普遍的人権の目標達成のため、日本のパートナーの方々と共に取り組んでまいります。